筆文字超入門

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さて僕が筆文字をおススメする理由の続きです。

 
理由３．人との交流を豊かにできるから
今はデジタル全盛の時代で、EメールやSNSなど文字媒体でのコミュニケーションツールも非常に便利で高機能になっています。
 
そんな現代でも、筆文字の魅力は決して色あせません。むしろデジタル時代だからこそ、アナログな筆文字の持つ手作り感や暖かさがより一層引き立ちます。
 
挨拶状やお礼状、ちょっとしたお祝い事や記念日などに、心を込めた筆文字メッセージを贈ることができれば、きっと人間関係が豊かになっていくことでしょう。 

 
 
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理由２．唯一無二のものだから
たとえ同じ人が書いたとしても、二度としてまったく同じ様には書けません。その作品は、その時その場、その状況の中でしか生み出され得ないのです。
 
ましてや筆文字の場合、その多彩さゆえに諸々の状況性の影響を受けやすく、同じ物を再現することがより一層難しくなります。
 
まさしく世界にたった一つだけの、あなたの個性があらわれた、完全オリジナル作品を創ることができます。
 
 
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さて今回から、僕が筆文字をおススメする理由をいくつか挙げていきます。
人によって他にもいろいろな理由が考えられると思いますので、ぜひあなた自身の筆文字の世界を創り上げていってください。
 
理由その１．自由に自己表現ができるから
筆文字では何をやっても自由です。書道のように細かいルールはありません。上手いとか下手とかいう価値基準もありません。変わった字でも全然OKですし、一般的な価値観で見るとお世辞にも整っているとは言えないような字でもOKです。それらはすべて、その人の個性と捉えます。
 
さらに、強弱、濃淡、にじみやかすれなど、筆の表現の多彩さは他の筆記具と比べると圧倒的です。この特徴により、より多彩な自己表現が可能になります。
 
ちなみに下の画像は、僕が筆文字を始めて最初に描いた、記念すべき作品番号1番「カープ」です。
どうですか？個性的な作品でしょ？

　
これでいいんです、筆文字は。とても寛容なのです。

 
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さてこのブログでは、筆文字超入門と題して筆文字の楽しさをお伝えしていきたいと思います。
 
まずは簡単にごあいさつといきましょう！

 
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パソコンが普及した現代では、筆で文字を書くという機会はあまりないかもしれません。そしてもしかしたら、筆で文字を書くことに抵抗感をお持ちの方もおられるかもしれません。
 
実は、他ならぬ僕自身がまさしくそうでした。筆文字どころか昔から字が下手で、学生時代には友人たちから歴史の教科書に出てくるような「象形文字みたい」といってからかわれていました。
 
しかしそんな僕でも、ひょんなことから筆文字を始めることになり、思っていたよりもはるかに簡単に、そして手軽に楽しむことができたのです。そして以前はできないからやらなかっただけで、その気になれば筆で文字を書く機会も意外と多いことに気が付きました。
 
冠婚葬祭関連から年賀状、手紙、メッセージカードといったことだけでなく、ホームページやブログ、SNSなどでアップしても目を引くし、ポップ書きや商品説明、チラシ・パンフレットなどのビジネス用途・集客ツールとしても使えます。簡単手軽に始められる割には、随分いろんな楽しみ方ができるし、意外と実用的だな、という実感を持っています。
 
また、これまではまったく縁のなかったアートというものが少し身近に感じられるようになってきました。筆文字を通した何らかの自己表現は、誰が何と言おうと、まぎれもなくアートだと思います。
 
アートというと、以前の僕と同様に少し敷居が高いように感じてしまう方もおられるかもしれません。確かに、人の魂の奥底を揺さぶるような崇高な芸術作品というものは、一部の天才たちだけにしか生み出し得ないものかもしれません。しかしその一方で、誰もが気軽に楽しめるアートというものがあってもいいはずです。
 
筆文字は、そんな後者の視点も含んだアートの一つだと思います。さらに本ブログでは、「色文字ごっこ」という遊びを紹介していきますが、そこではアート創りへの障壁を極限まで取り払う試みがなされています。アートのバリアフリー化を目指している、と言ってもいいでしょう。
 
ここでは、これから筆文字を始めてみようと思っている方、筆文字を始めて間もない初心者の方を主な対象として、筆文字の楽しみ方を紹介していきます。筆文字は誰でも簡単に始められて、誰でも手軽に楽しめます。およそアートの素養などなく、字も下手だった僕でさえ実際に楽しめています。
 
もしかしたら、筆文字には魔法の力があるのかもしれません。新しい可能性や楽しみが生まれる魔法です。あなたにもこの魔法を実感していただければとても嬉しいです！
 
さあ、それでは肩の力を抜いて、楽しみながら筆文字の世界を散策していきましょう！
 
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